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あかねの遺影は柔らかな微笑みを湛えています。

これほど、魅力的な笑顔を僕はあまり知らない。

僕が以前、毎日見ていた、
この笑顔に、

今度いつ直に逢えるのだろう。

毎日、遺影を見つめて、
脳裏に焼き付けて、

必ず、
この笑顔に、
もう一度逢うこと。


そんなことが、
「確かに」
待ち受けているのなら、

僕はまだ頑張れるのけれど・・・

仏壇の遺影_イラスト


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ここ数年、遠くのものが見えづらく、
今月、会社の健康診断で両眼の視力が0.4と診断されて、

これでは次回の免許更新にも差支えがあるので、
人生で初めて眼鏡を作ることにしました。


あかねも、亡くなる数年前から眼鏡を必要としていました。

あかねの掛けていた眼鏡は、黒縁のシンプルな眼鏡。

僕も、あかねの眼鏡に似せた、
(そしてバディ・ホリーや佐野元春といった昔から好きなひとたちが掛けていた)
黒縁の眼鏡を、今日作りました。

たぶん、当面車を運転する時くらいにしか装着しないかとは思いますが、
眼鏡を掛けることは、
自分の人生の段階が、“次”の段階に移ったように思えます。


先月、七回忌を執り行って、
6年の時間をやり過ごしてきたことを確かめたと同時に、
この先の未来の永さを想い、
気が遠くなる想いがしました。

人生は、急にスピードを上げたりはしてくれない。

一日、一日を、
地道に潰していくことでしか前に進めない。


“終わり”が、
一日も早く訪れてほしい
僕のような人間にとっては、

眼鏡が必要となった年齢になったことで、
ゴールに向けての道のりが、ほんの少しだけど、
“キュッ”と短縮されたようで、

いつもの一日よりは、

“終わり”に近づけたような気がしました。


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もうすでに10日余り時間が経過しましたが、
節目として、
七回忌のことを書き残しておこうと思います。

4月19日
あかねの七回忌を執り行いました。
あかねの両親と、
歩くことにさえ足元がおぼつかない、あかねの母親をサポートするために付き添ってくれたあかねの従妹夫妻と、
そして、僕。

こじんまりと節目の法要を執り行いました。


お寺での法要後、
皆で食事をしました。

身内だけの食事の席で、あかねのことはあまり話の話題に上がりませんでした。

この前のあの店での食事は美味しかった・・・
今度はあそこの店に行こう・・・

歳の近いあかねの両親と従妹夫妻はそんな話で盛り上がっていました。

年代の離れた僕は、ひとりそんな4人の黙って会話を聴き流しながら、

「それだけ時間が経ったんだな・・・」

と思いました。


未来の“愉しみ”を語ること。

僕にはまだ出来ないことを、彼らは語っている。
そんなことを話し合えるだけの時間が、
経ったんだな・・・。




あかねのことがあまり語られないその席に、僕は、少しの寂しさを覚えながら、

そして、
期待や希望を込めた「未来」を語ることのできない僕は、

果たして、正しい道を、
あかねが望んでいる道を、
歩いているのか?

わからなくなりました。


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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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