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花の季節の前に思ったこと

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

今日は一日雨でした。
来週も天気はしばらく回復しない、という予報のようです。

でも、ひと雨ごとに確実に次の季節が近づいてきています。

厳しい寒さのせいで遅れていた梅の開花のニュースも見聞きするようになりました。
そして、あと一ヶ月もすればいつものように桜が咲きほこるのかと思うと・・・

やっぱり、あかねのことしか考えられなくなります。


去年の春、あかねが見た桜は、僕が携帯で撮影してパソコンに落とした「写真の桜」でした。

桜がいちばんきれいに咲いている時期、もうあかねはベッドから起き上がれることができずにいました。

僕は、あかねに桜を見せたい
というよりも、

「外に出て、桜を見てみたい」

という気持ちにあかねになって欲しかった。


「元気になりたい」

というあかねの気持ちを、ほんの少しでも後押ししたかった。


あかねはどんな気持ちで、ノートパソコンの画面に写る桜を眺めたのだろう?
その時、あかねがどんな表情だったか、何を話したか、もうよく覚えていません。

あれから一年近く経って・・・

ひょっとしたら、桜の写真を見せたことは、苦しい日々を送っているあかねには逆に酷な行為だったかもしれない、
と思うことがあります。
もしかしたら僕がしたことは、「自分ではどうしようもできない」というあかねの苛立ちを助長させてしまっただけだったのかもしれません。

その時は「あかねのため」と信じてとった行動も、今になって思い起こすと、ほんとうにあかねのためになったのかどうか、僕には自信がありません。
あかねが手の届かないところに逝ってしまったという事実の前では、すべてが後悔の対象です。


あかね、あかねと同じ天国に逝けるように頑張るから、必ずまた俺に会ってくれよ。
あかねに聞かせて欲しいことがある。
2010年の11月から2011年の4月まで、あかねが胸のうちで何を感じて何を想っていたか・・・。
あかねのことだから、気を使って自分の胸だけにしまっていたこともあっただろう。
伝えたくても、鎮痛剤の副作用でうまく話せなかったこともあっただろう。
自分だけで抱えていたこと、伝えたかったのに伝えられなかったこと、すべてを聞かせて欲しい。

自己満足でしかないことはわかっています。
でも、やっぱりあかねの口から聞きたい。
僕は、世界でいちばん大切な人のためになすべきことができていたのか?それともまぬけな勘違いを繰り返していたのか?

「せいじくん、あの時はありがとね」
「せいじくん、あれはむかついたわ」

その審判を聞く日のことを思うと、いまから緊張します。


20110409_1.jpg  20110409_2.jpg
(あかねがベッドで見た桜の写真。撮影日は2011年4月9日でした。)

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コメント:

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3月5日に秘信をくださった方へ

3月5日に秘信をくださった方へ

コメントフォームからのお返しですみません。

「お返事はなくてもOK」
とお気遣いいただきましたが、
いやいや、お礼をさせてください。

いただいたコメントを読んで、気持ちがほどける気がしました。
ありがとうございました。

このブログでは、僕達と同じような境遇にある方からコメントをいただくことが多いのですが、どのコメントにも「優しい気持ち」が滲んでいるのを感じます。
これ以上ない「哀しみ」を体験した人は、自然と他人の哀しみに寄り添える優しさを身につけることができるのかもしれません。
僕もそうありたいと思います。

時には、苦しい胸の想いを打ち明けられたコメントをいただくこともありますが、それも、愛し愛されたという「究極の優しさの分かち合い」を重ねてきた人たち故の、隠し切れない言葉の発露だと感じます。

お会いしたこともない人たちの「優しさ」に触れることができる。
「このブログを立ち上げて良かった」と思います。

No title

泣けて仕方ないです。
ほんと、きっと同じ体験をされた方達なら共感できるむらさきさんの胸中。
私も同じ事を想いながら生きています。

いっぱい謝りたいし、いっぱい感謝もしているし、いっぱいいっぱいがありすぎて、とにかく逢いたくて、話しが声が聞きたくて。今は何も分からなくて・・ただ想うばかりで。

あっちからはこっちが見えてるんでしょうね。でもこっちからは見えなくて。

必ず必ず逢えますように!!


Re: No title

serenaさん

コメントありがとうございます。

ほんと、逢いたいですね。
逢いたいです。
どうしても逢いたいです。

きっと逢えたら、あれやこれや話したいこと、謝りたいこと、
serenaさんがおっしゃられるとおり、数え切れないほどあると思います。

でも、僕にはそれをあかねに伝える自信はありません。

あかねに逢えたら、僕は嬉しくて嬉しくて、泣くことしかできない、と思うからです。

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3月7日に秘信をくださった方へ

3月7日に秘信をくださった方へ

とても優しいコメントありがとうございます。

この記事の自身のコメントで書かしてもらったように、ここにいただくコメントにはいつも「優しさ」に包まれる気がします。
本当に、ありがたく思います。

この世界が「優しさ」だけに満ち溢れる世界でありますように。
そんな夢のようなことを祈りたくなります。

そして、今病気と闘っておられるあなたが「優しさ」に包まれていますように。
いや、優しいあなたの周りは必ず優しい想いが溢れているはず、と思います。

なんの役に立つかもわかりませんが、僕も祈ります。

神様が、優しい人に、健康で永い永い人生を与えることを。 

No title

お久しぶりです。
春一番が吹き、季節はまた変わりますね。

季節はめぐるのに、私はずっと立ち止まっています。
彼は、いつも傍にいてくれるはず。
いつか必ず、また逢えるはず。

信じて進むには、あまりにももろい根っこです。
心の何処かで、全て消えてしまったのかもしれないと、
泣きそうになりながら思う自分もいるのです。

彼と離れてから半年。
やっと半年。
寂しさと折り合いをつけて、
何とか生きて行くのでしょうか。

途方もなく長い道のりです。


Re: No title

☆さん

こんばんは
コメントありがとうございました。


> いつか必ず、また逢えるはず。
>
> 信じて進むには、あまりにももろい根っこです。


ほんとにそうですね。

でも、

それ以外にすがるものなんて僕にはありません。

裕福になりたいわけでも、長生きしたいわけでも、
まったくありません。


ただ、逢いたい。


その気持ちだけが自分を支えています。
信じるとか信じないとかのレベルではもはやなりつつあります。

「いつか、そうなるもの」

僕の中では、「自分の人生の最期に必ず訪れること」
として、完全に心に定着しています。


辿りつきたいところだけはハッキリしています。

確かにその道のりは、途方もなく長いものになるかもしれません。

でも、行き着く先を見失いさえしなければ、遠くの道までは霞んで見えないかもしれないけれど、目の前の道は見えます。

今は、目の前に見える道を、つまずいたり転んだりしながらでも、歩いていくしかない。


そんなふうに想っています。
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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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