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2011年最後の日に

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

今年も最後の日となりました。

かといって、例年通りの「特別な一日」という高揚感はなく、できるだけ淡々と平常運転で過ごそうと思っていました。

ただし、午前中に墓参りをすることはあらかじめ予定していて、その予定通り僕は午前中にあかねの墓参りに行きました。
ここ2回くらいは常にあかねの両親と一緒だったのですが、今日はひとりです。



今日は穏やかな日和とはいえ、やっぱり温かい物がいいだろうと思い、道中で買ったスター○ックスのコーヒーとドーナツを供えました。
そして小一時間ずっと墓石の前であかねのことを想いました。

こっちとは違う世界でどんな生活をしているのか?
おなじ悪性腫瘍で亡くなったあかねが好きだったプロ野球選手とは逢えたか?
おなじ墓に入っているお祖父さんとお祖母さんには逢えたか?
など、他愛も無いことを訊ねながら、最後に思わず

「いつでも迎えに来てくれよ。すぐにいくから。」

と話しかけてしまいました。

そんな心情になるべきでも、あかねにそんなことを頼むべきでもないのは解っています。
でも、本当に偽りのない気持ちを白状するなら、そんな想いが僕の中に巣くっていることは否定できません。

しかしあかねがそんな僕を積極的に迎えに来てくれるはずもなく、僕はこれからも前向きと後向きの気持ちの間で揺れながら、ほっといてもやってくる新しい日を一日一日消化していくのだろうと思います。
あかねが、「がんばって充分生きたから、もう来てもいいよ」といってくれる日まで。


2011年は僕にとって心にくさびを打たれた年になりました。

今年ほど絶望を感じた年はありません。
今年ほど神様に祈った年はありません。
今年ほどあかねを愛していることを痛感した年はありません。
今年ほどあかねに感謝した年はありません。
今年ほどあかねを尊敬した年はありません。
今年ほどあかねが僕にとってどんなに大切な人だったか思い知らされた年はありません。
今年ほどあかねと夫婦でいられた幸せを感じた年はありません。

そして、もし叶うなら

今年ほど無かったことにしてほしい年はありません。


2012年がもう数時間でやってきます。
あかねのいない新しい年がやってきます。

そして僕は、ひとりで新しい年を迎えて、新しい年の日々をふわふわと漂いながら重ねていくのだろうと思います。


今年の6月19日からはじめたこのブログに訪れてくれた方、コメントや拍手をくださった方、本当にありがとうございました。
来年も引き続き、このブログを続けていくつもりです。
自分の心の揺れ具合を素直に誠実に書き記していくつもりです。
よかったらまた立ち寄ってみてください。

それでは、皆様よいお年を。


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コメント:

No title

2012年に突入しました。

むらさきさんが奥様を亡くされ感じてきたお気持ち・・・全て同じです!
読みながら涙が溢れました。
今でもまだ夢であってほしいと想ってしまうし、夜家の前でタクシーが止まる音が聞こえると、飲み会から帰宅した夫ではないかと錯覚してしまいます。

一年前は元気な夫だった・・・・一年後墓参り・仏壇の掃除・写真を眺めては涙・・。嘘みたい。

私も夫が私の寿命を左右してくれると信じて、迎えを待ちます「よく頑張ったよ!もうおいで~」って手を引いてくれると。
それまでは、しっかり生きます。

むらさきさん、度々お邪魔しました。
有難うございます。励みになりました。
でも、また今年もよろしくお願いします。

Re: No title

畑さん

コメントありがとうございます。
今回はソッコーで返信することができました。

賀詞はさすがに慎みたいと思いますが、僕たちのような境遇にある者でも、新しい年の訪れは心を新たにするきっかけになると思います。

今年僕は年の初めから大きく生活のサイクルを変える予定です。
それがどう僕の人生を左右するのか自分でもわかりません。

でも僕は決断しました。
願わくば僕ののるかそるかわからないこの決断が、後から振り返って「決断してよかった」と思えるような年に2012年をしたいと思います。

今年という年が僕たちのような者たちに、東北で2011年3月11日に遭遇した人たちに、今日の世界に生きる人たちに、昨年よりもほんの少しでも良い年になりますように。

お互いにお互いの人生を「生ききって」やりましょう!

今年もよろしくお願いいたします。

No title

せいじさん

涙が出てきました。
先に奥様を亡くされたせいじさんが、少しでも穏やかに過ごされているのをブログで拝見するのが、後から妻を失った者の励みになります。
引き続き読み進めます。

Re: No title

マボさんへ

はじめまして。
コメントありがとうございます。

そして、深くお悔やみ申し上げます。

お辛いですよね。

僕は、それぞれの夫婦には他者には決して踏み入ることの出来ない、
ふたりだけの物語があったと考えているので、
「気持ちは解ります」
というような物言いは避けています。

でも、今マボさんがどれだけ絶望に襲われ、混乱し、果てしなく続くとしか思えない哀しみに沈んでおられるか、
自分のことになぞらえて想像することはできます。

毎日、泣きました。
毎日、一日でも早く傍に逝きたい、と考えていました。

いえ、「一日でも早く逢いたい」という気持ちは現在進行形です。


それでも、このろくでもない世界に僕が踏みとどまっているのは何故なんだろう?

まずは後追い自殺する度胸がない。
それと関連して、「自殺者は地獄に堕ちる」というステレオタイプな話に影響されているから。
(あかねに逢うにはどうしても天国に昇らなければならないので、地獄に堕ちるわけにはいきません。)

そして、あかねがいちばん心残りであったであろう、あかねの両親のこと。
僕はあかねの代わりに、必ず彼らを見送らなければならないと思っています。
生き残った僕があかねにしてやれる数少ないことのひとつであり、必ず成し遂げなければいけないことだと思っています。
もちろん、僕にも両親がいますので、二組の親達を僕がこの世から見送ること。
それを果たすまでは、僕はあかねに合わす顔がない。

逆に言えば、四人の親を無事あかねのもとへ送り出せれば、もう自分の人生は「上がり」です。
だから、とりあえずそこまでは生き続けよう、と考えています。


残された人生が果てしなく永いものにしか思えず、その永さに絶望しか見出せませんでした。
正直に言えば、今もそうした想いを振り切ったわけではありません。
でも、ある一定の「区切り」を設けたことで、
「とにかくあそこまでは辿り着こう!」
という、気持ちが芽生えたのかな?
完全に後付ですが、そう感じています。


哀しみと絶望の只中におられるマボさんに、どんな返信をしたらいいのか?
想いがまとまらないまま書き始めて、なんだか自分のことばかり書いてしまいました。
もし読んでいただけたとしても、取るに足らない内容であったならお許しください。

No title

せいじ様

暖かいコメントありがとうございます。

本当に、今すぐにも消えてなくなりたいです。
でも、妻の義父(義母はすでに他界してます。)、義姉、自分の両親よりも早く他界して、自分と同じく妻を失った苦しみを味わっている肉親に更なる苦痛を与えることはできないですね。
せいじさんと同じく、親達を見送らなければ妻に申し訳が立たないとの思いで、歯を食いしばって生きていくしかないんでしょうね。

これからもよろしくお願いします。

Re: No title

マボさん

コメントありがとうございます。

今日最新の記事をアップしましたが、今回の記事はマボさんのコメントに触発されて書きました。

このブログに反応してくださる方々の"声"には、励まされたり、氷のような心を溶かしてもらったり、何かしらの啓示をもらったり・・・

本当にブログを立ち上げてよかったと思います。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。


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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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