あぁ、そうだった

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

年賀状というものを書かなくなってから、5度目の新年。

毎年、年賀状をくださった方へは、近況報告のような季節のご挨拶を葉書にしたためてお返事を送っています。

当然、そんな不精な対応だと年々送られてくる年賀状の数は減っていくことになりますが、
2016年の元旦には、2通の年賀状が届きました。

年賀状を送ってくれたおふたりは、とても遠方にお住まいの方たちですが、あかねと僕の双方を良く知る方々です。

そこで、お返事を書こうとしたところ、
「はたっ」と気づいたことがありました。



「そうだ!今年は結婚丸20周年じゃん!」



今年の11月24日をもって、あかねと僕は結婚して丸20年になります。
その気づきに掻きたてられるように返信をしたため、今日投函しました。

内容的には、晴々とした年始にはふさわしくはないような気がします。
実際、文中で言い訳がましいことも書いています。

でも、おふたりは許してくれる・・・と思いつつ葉書をポストに投げ込みました。


「そうか・・・20年かぁ、今年の結婚記念日はいつもより盛大にやろう!」

とりあえず、暗がりの道に、
1年近く先にはなりますが、街灯がポツンと灯りました。

今年の11月にひとつ楽しみができた。
まずはそこまで頑張ろう。




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コメント:

素敵なご挨拶葉書ですね

はじめまして
季節のご挨拶の文面があまりに素敵なので コメントさせていただきました

私は今回欠礼葉書を出しましたが 来年からは賀状くださった方にだけ寒中見舞いかなあと思う一方で こちらから出さないと 亡くなった夫は今後年に一回も思い出してもらえなくなっちゃうかも…と考えてしまってたところでした

むらさきさんの書かれたようなご挨拶なら 賀状の代わりになりますよね

年始にふさわしくなさそうなんてことは全然感じません 受け取った方は むらさきさんご夫婦からのご挨拶だ…と心温まる思いがするでしょうね

結婚20周年をお迎えになるのですね
ずっと二人一緒というお気持ちが伝わってきます

私たちの結婚記念日も11月で 18年になります それまでに夫のお迎えがあればいいんですけど それが駄目でも二人は今もこれからも一緒だと信じて迎えたいと思いました

素敵な記事をありがとうございました

Re: 素敵なご挨拶葉書ですね

usuriさん

はじめまして
コメントありがとうございます。

この年末喪中葉書を出されたということは、昨年旦那様をなくされたということですね。
お悔やみ申し上げます。


いただいた年賀状にどう対処するか?
というのは、ここ数年で定着してきました。

でも、この世の中ではどこかの組織に属して生きていかざるを得なくて、
特に自分が勤める会社での、年頭初日に年賀の挨拶をできなくては、礼儀知らず・・・としてお咎めを受けたりします。

実際、昨年の年始には、
「あけましておめでとうございます」
の一言を口にすることが躊躇されて、
年始の挨拶もろくにできない・・・と会社の上層部から叱咤されました。

“何がめでたいんだよっ!?”

もう、これは、理屈ではないです。
いちばんたいせつで愛しいひとがこの世にいないのに、「めでたい」わけないだろう!

そんなことを訴えたとしても、徒労に終わるだけです。

もう、今年は、
余計なストレスを溜めるくらいなら・・・
と思って、棒読みの賀詞を年頭出社初日に口から放ちました。
自分なりにでっかい声で。

こうやって、
自分が生きる世間との「折り合い」をつけながら、
でも、「守るべきものは絶対守り」ながら、
どうにか、(時には心の中でペロッと舌を出しながら)このくだらない世界をやりすごしていこう・・・
と思っています。 


僕の書いたつたない言葉をお褒めいただいてありがとうございます。
照れくさいです。
あかねのことを、誰かに伝える時、ものすごく時間をかけて言葉を「練ります」。

どう言葉を紡いだら、いちばん伝わるだろう?

これも、今の僕があかねに対してできることのひとつだと思えるからです。

リコメありがとうございます

お悔やみいただきありがとうございます
昨年5月に42歳の夫を喪いました 私は一つ年をとり46歳に 子供はいません

新年が「おめでたい」、昔はどうして違和感なくそう思えていたのか…
一事が万事そんなふうですから 自然体で社会と接していけるワケがありません
この想いに気付いてもらいたいと思っても仕方がないことに気付き 立ち直ったと思わせておく、と決めました

御用始めの日には先手必勝で「本年もよろしくお願いいたします」と 私もでっかい声で
「あけおめ」を言わないササヤカな抵抗で 何とか折り合いつけました

>今の僕があかねに対してできること

その言葉に すごく共感させていただきました
今、私が夫にできること 法要とかお供えとは違う 何が? それをずっと考えています

そんなものないよ… と絶望し 途方にくれながらも この悲しみを手放さずに生きる自分の 生きる意味そのものなので 
これからも考えるのをやめられないのでしょうね

>時には心の中でペロッと舌を出しながら

そのスタンスはとても有効そうですね! さっそくマネします笑
仕事辛いのですが 夫婦同業だったので 夫が見たかった業界のこれからを なるべく同じ目線で見続けるために 踏みとどまらなくてはいけないので…

リコメのお気遣いはどうぞご無用に うれしくなって勝手におしゃべりしてしまって 申し訳ありませんでした

No title

せいじさん、お久しぶりです。
以前コメントさせてもらったことのある、こうゆうです。
覚えていらっしゃいますか。
ブログはずっと見させてもらってました。
たしか2年前と3年前の記事にも季節のお便りの内容が記されていて、
昨年から僕もまことに勝手ながら真似させてもらって「季節のお便り」で返信してます。

これ、いいですよね。おめでとうは言わなくて済むし、妻への想いを
さりげなく(でも秘めたるものは強く)盛り込むことができますもんね。
文章を何週間もかけて考えている間は、心が少し慰められる気もします。
とても参考になる記事、ありがとうございました。

今年届いた年賀状の中で、ただ1枚だけ(妻の従兄弟からのもの)は、
宛名が、僕と妻との連名でした。
それを見てると涙がこぼれてきました。
パソコンの削除し忘れか、それとも送ってくれた人がまだ夫婦だと認めてくれているのか。
どちらかわかりません。でも後者だと信じたいです。

僕たちの結婚記念日も11月でして、今年で15周年です。
今年も精いっぱい心をこめてお祝いしようと思います。

せいじさん、暖冬とはいえ風邪などひかれないよう、ご自愛ください。

Re: リコメありがとうございます

usuriさん
コメントありがとうございます。

いただいたコメントに対して完全スルーはできないタチなので、
簡単にお返しさせていただきます。

「あかねにもう一度逢ってもらえる自分になるために、生きる」

この信念があるから、僕は今日も生きていることができている・・・

と思っています。


この願いがなければ、僕はとうの昔に廃人になっています。

Re: No title

こうゆうさん

コメントありがとうございます。
もちろん覚えてますよ。

毎年、先に年賀状を貰っといて、後出しで季節のご挨拶をお返しする・・・
というやり方が、
「やっぱちょっと身勝手かなー?」
とも考え、確実に年賀状を送ってくれそうな方には、クリスマスの頃にでも先んじてグリーティングカードを・・・
昨年はそんなことも考えていましたが、
年末の仕事がバタついて、挫折してしまいました。
今年の年末にはもう一度考えてみたいと思います。


こうゆうさんと奥様の連名宛の年賀状!
イカしてます!

さり気なくこういうことができるひとはとてもCOOL!です。


こうゆうさんご夫妻も、11月で15周年ですか?

お互い、今年の11月は盛り上がりましょう!
天国のたいせつなひとたちに、僕たちの想いを届けてやりましょう!
「精一杯生きるから、待ってろよ!」と叫んでやりましょう!
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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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