月命日(49箇月目)・・・やれることをやる

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

仕事の都合で休みが合わず、2日前倒しで、今日墓参りに行ってきました。

あかねの両親は月命日に合わせるので、今回はひとりでの墓参りでした。


お墓に訪れてみると、
このところの暑さからか、墓石の周りは雑草だらけ。

20150517_1.jpg


これを予想して、昨日百均で買っておいた「草抜き鎌」をおもむろに取り出し、

「よっしゃー、やるか」

と、草むしりを始めました。

朝のうちに洗濯と簡単な部屋の掃除をしてから出掛けたので、墓地に着いたのは昼前。
雑草と格闘し始めて間もなく、太陽はいちばん高いところまで昇り、
ここ数日同様、夏を思わせる暑さになりました。

「あっついなー、あかね」

あかねに声をかけながら気持ちを奮い立たせて、時折吹く風に汗を乾かしてもらいながら、
結局は小一時間ほどかけて、草を抜き終えました。

20150517_2.jpg


あかねを待たせちゃ悪い・・・
と思って草抜き前に供えていたケーキのスポンジはパッサパサになって、コーラはぬるいどころではなくあったかくさえなっていましたが、ひと仕事終えた報酬としていただきました。



僕が今、あかねにしてやれることはほんとうに限られています。
だから、
できることはきちんとしてやりたい・・・と思います。

朝晩、遺影の位牌の前に座り、お供えとお茶を取り替えて、
蝋燭を灯して、線香をあげて、
花が萎れたら新しい花を飾って、

月に一度は必ず墓参りをして、雑草が生えたら抜いて、

母の日と父の日には、あかねに代わってあかねの両親に感謝のしるしを表わして、


そして、何より、

彷徨う時も多々あるけど、なんとかまともに生きている姿を見せて。

決して無理はしないけど、自堕落になったり何もかも諦めて抜け殻のような人間に陥らないように。

あかねを喪った哀しみを、死ぬまでずっと胸にたたえ続けて、
でも、それを何かの言い訳にしないように(←これ、すごく難しいですけどね)。

そうありたい。
と思います。

それは、「あかねのために」と想いつつ、自分のためでもあります。

そんな自分でいられて、そして命を終えられたら、

「またあかねは僕に逢ってくれる」

そう祈っているからです。


2015mother.jpg
今年の「母の日」に、あかねの母親に贈った絵です。
去年と同様に、性懲りもなくあかねを描いて贈りましたが、喜んでもらえたようでした。



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コメント:

お疲れ様です。

こんばんは。
腐らずにちゃんと生きていこうという姿勢は見習わないといけないとブログを読ませて頂く度に思います。
せいじさんがお墓参りに行かれた日はうちのお嫁様の三回忌でした。
残された者にはきっと何かやるべき事があるんでしょうね。
これからお墓の草むしりが大変な季節になります。
水分をしっかり採りながらあかねさんとお話しをしつつ草むしりして下さいね。

Re: お疲れ様です。

えいじさん

コメントありがとうございます。

“ちゃんと生きていくこと”

簡単に言うと、
僕は、
あかねに対して

“良い格好したい”

だけなんです。

また、逢いたい・・・とあかねに思わせたいだけなんです。
ただただそれだけです。



三回忌の頃、
僕は、職を変えて数箇月を経過し、引越しを間近に控えた頃でした。
今日も、明日も、
やることをパンパンに詰め込んで、
アクセクと動き回ることで、時間を後ろに追いやってました。

もう、二年前になります。

時間は、案外、

“過ぎて”くれるもんだな・・・と思い始めました。

長い長い旅も、いつかは終わる・・・。
少しだけ、そう思えるようになりました。

No title

せいじさん、以前コメントさせていただいたことがあります。
私も夫を亡くして、1年4か月になろうとしています。
先日納骨を済ませ、何とも複雑な心境で日々を過ごしています。
せいじさんが言われている、出来ることは限られている。とっても共感します。
私も今、夫に出来ることはすべてやりたいと思っています。
来月月命日の前に、たくさんの夫の大好きなお茶菓子とコーヒーを私も
持参したいと思ってます。そして草抜きも。
先月の納骨後、初めて私と子供たちだけでのお墓参り。家族水入らずで
私も過ごしたいと思っています。
毎日お仏壇に話しかけていてもそれでも足りません。もっともっと夫と
向き合いたいです。
せいじさんもあかねさんとまた胸を張って逢うために!頑張って生きていらっしゃる。
姿に私も頑張ろう!って気持ちにさせていただいています。
先日、飯田史彦さんとお会いする機会があり、ちゃんと最愛の人の魂は最大の
愛のパワーで守ってくれている。と、断言されました。
せいじさんのそんなあったかいきもち。あかねさん、とってもとっても喜んでみえると
思います。

Re: No title

かづよさん

コメントありがとうございます。

僕は、いつでも頑張れているわけではありません。
疲れもするし、
虚しさに勝てず何もする気が起こらなくなる時も、
今、自分が生きているこの世界で日々起こるくだらない出来事にげんなりして、
「一刻も早く、こんな世界とはオサラバしたい」
と思う時もあります。

でも、ギリギリのところで踏みとどまっていられるのは、
「あかねがどこかで見ているんじゃないか?」
という感覚が常に僕のなかに存在しているからです。

あかねにはみっともない姿は見せられない。
僕は僕の役目を果たさないとあかねに顔向けできない。

だから僕は、なんとか崩れ落ちそうになっては、その手前でとどまれています。

何度も書いたような気がしますが、また書きます。

僕は、あかねに生かされています。
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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
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むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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