あなたにとって、僕は。

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

年が明けて二日が経ちました(この記事をアップした時点ではもう3日になってしまいましたが)。

僕自身としては、普段の日々の一日一日の積み重ねの、ただの一日として淡々と過ごすわけですが、
周囲にそれを付き合わせるわけにはいかないので、

元旦には僕の実家、
今日二日はあかねの実家と、
それぞれの両親に顔を出してきました。

双方とも、ただ昼食をご馳走になる代わりに、
手土産を持っていくだけの儀式ですが、
全員が七十を越えた親達に、

“とりあえず僕は、
なんとか生き延びて、
また新しい年を迎えたましたよ”

ということだけを知らせるだけでも、意味があることだろうと思っています。

今日は、あかねの実家で雑煮と牡蠣フライをご馳走になって帰ってきました。


自分の部屋に帰ってからは、
昨年買ったもち米が残っていたので、昨日から企んでいた「おこわ」を炊きました。

ごぼうと、にんじんと、うす揚げと、グリーンピースだけのシンプルな(貧相な?)おこわですが、まずまず美味しく出来て、あかねにもおすそわけしました。
こんなことが出来た時は、
「あかねのために、なにかしてあげられている」ということが実感できて、
少し、満たされます。



月に一度くらい、両方の親の様子をうかがって、
ほんとにほんのたまにだけど、今日みたいに自分で作った料理をあかねに供えて、
月に一度は、必ずあかねの眠る墓の前に佇んで、
朝はせわしいから、
冷凍していたご飯をチンして、お茶を取り替えて、位牌の前に供えるだけで慌しく仕事に出掛けて、
でも夜は、
朝と違って時間があるから、お茶とお供えを取り替えたら、
僕はビールを呑みながら、
蝋燭の灯が消えるまで、とりとめのないことを語りかけて・・・
(あの、蝋燭の灯が消える瞬間に立ち上る青い煙。「今日の通信はこれで終わり!」を告げる合図みたいで、物悲しい。)

こんなことだけを、きっとあと何十年も繰り返すだけの僕は、
あなたの目にどんな風に映っているだろう・・・?。


こんな僕は、
あなたにとって、
もう一度パートナーとして再会したい人間であり続けていられているだろうか?
それとも、
もっと気の利いたことを望んでいるだろうか?

2011年4月19日に、
「永遠」
となったあなたに対する僕の気持ちは、
それこそ永遠に変わることはないだろう。
でも、日々を生きている僕は、良くも悪くも変わっていく。
願わくば、僕はあなたがもっと必要としてくれる人間に変わっていきたい。

僕は、あなたが「もう一度一緒に歩きたい」と思える僕でいたい。
それだけを自分に課して、これからも生きていきます。

20150102.jpg
味付けは麺つゆと塩麹だけ、グリーンピースは冷凍ものという
手抜きですが、それなりに食べれる出来でした。二合炊いたので、
明日の昼も「おこわ」です。



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1月8日に秘信をくださった方へ

1月8日に秘信をくださった方へ

コメントありがとうございました。
また、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。


もし、あと何十年もこの世界を生きてしまったら、
僕はどんな人間に変貌しているだろう?

70歳になった僕は、45歳のあかねの笑顔を鮮明に思い出せるだろうか?
80歳になった僕は、握ったあかねの右手の体温を自分の左手に蘇らせることができるだろうか?

何もかもを忘れ去って、抜け殻のような老人になってはいないだろうか?


「大切なものを、大切なまま」に
「哀しみを、哀しいまま」に
「愛しいものを、愛しいまま」に

ずっと抱き続けていくこと。

これは、僕にとって、
あかねに逢うまでにこだわり続けていく、
最低限のことです。


コメントのお返事になっているかどうかわかりませんが、
いただいたコメントを読ませていただいて、そんなことを想いました。

1月10日に秘信をくださった方へ

1月10日に秘信をくださった方へ

コメントありがとうございます。

秘信でもなんでもかまいません。
言葉を贈ってくださって、ほんとうにありがとうございます。

あかねのこと、
大切に想ってくださり、
とても嬉しいです。

あかねが、
この世界で懸命に生きておられる方を、
それこそお顔も声も存じ上げない方を、
「笑顔」にしていること。

また、僕がその架け橋になれたこと。

このブログをはじめて良かった・・・
と思うことは、これまで幾度もありましたが、

今回コメントをいただいて、
その想いもひとしおです。

ほんとうにいつも暖かいコメントを寄せていただいてありがとうございます。

僕はもちろんですが、
きっとあかねも大喜びしてます。
間違いないです。


この冬は、ほんとうに寒い日が続きますが、
コメントをくださったあなたさまが、
どうか、陽だまりに包まれていますように・・・

あかねと僕の願いです。

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1月19日に秘信をくださった方へ

1月19日に秘信をくださった方へ

コメントありがとうございます。

あかねが、どこかのどなたかの心の中に息づいていること。

それを知らせていただき、ほんとうに嬉しいです。

僕は、あかねのように誰かを照らせるような人間ではありませんので、ただ祈ることしかできませんが、
あかねを「存在」させてくださる方が、穏やかでかけがえのない一日一日を過ごされることを願ってやみません。

今日は月命日の19日。
この季節にしては、暖かな日和でした。
今日のご気分は、いかがですか?
どうか、今日の天気のように、うららかな時を過ごされていますように。
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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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