今日も、明日も、いつまでも

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

僕にとって1年の区切りは、
1月1日でも、4月1日でも、自分の誕生日でもなく、

4月19日です。

あの日から、丸3年が経ちました。



あかねへ・・・

あかね、
3年経ったよ。

なんとか3年という時間を「過去」にすることができた。
あかねに逢うまでの道のりを3年間分縮めることができた。

この3年でいろんなことが変わった。

仕事や住まいが変わった。

僕の容姿も変わった。
僕の髪は3年前より、さらに白くなったかもしれない。
それから、ハッキリと自覚するのは以前より頬がこけていること。
着実に「老い」に向っている、ということかな?

心も変わったと思う。
「優しく」ありたい、と意識するようになった。
ひとが抱える「哀しみ」に、気付いてあげられる人間になりたいと思うようになった。
この先何年生きようが、これほど大きな哀しみに襲われることはないだろう・・・というほどの哀しみを体験した者として、ひとの心の痛みに無頓着ではいられなくなった。


でも、まったく変わらなかったものもある。


“あなたに逢いたい”


そう願う気持ちの強度が、微塵もくじかれていないことに、
自分のことながら、誇らしくさえ思う。

もう、泣き叫ぶことはない。
(たまにむせび泣くことくらいはあるけど・・・)

だからと言って、哀しみが消えたわけじゃない。
心の中で荒れ狂っていた哀しみは、
いつの頃からか、心の奥底に静かに降り積もっていき、根雪のように溶けることのない「絶対」で「永遠」の存在になった。
僕は、この哀しみに目を背けることなく、噛み締めながら生きていきます。
この哀しみがある限り、
僕は、
あなたに逢いたい・・・と、
今日も、明日も、いつまでも祈り続けられるだろう。

だから、僕は「哀しみとともに生きる」ことを引き受けます。

こんな覚悟ができるのも、僕の愛するひとがほかの誰でもない、
あかねだからこそです。

あかね、ありがとう。


20140419.jpg
今日の墓参りでは、白いガーベラを手向けて、2年前と同じように、
闘病中のあかねが「食べたい」とこぼした地元のある中華料理店の
豚まんを供えました。
天国の陽だまりの中で、豚まんにパクつくあかね。
今は僕の想像の中だけにあるそんな光景が、僕の目の前にはっきり
と映る光景になることを、今日も、明日も願い続けます。



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むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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