あかねの誕生日・・・いつかふたりで

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

今日2月26日はあかねの誕生日。

以前あかねの父親に、“もう〈誕生日〉でなくて、正しくは〈生誕〉と言うんだ”と教わりましたが、
〈生誕〉だとなんだかあかねのことを「過去のひと」のように扱っているような気がするので、やはり〈誕生日〉という言葉を使いたいと思います。


あかねが、重苦しいからだから解放されて、羽を生やして天使になってから三回目の誕生日。
これからシャワーを浴びて、
去年、一昨年と同じように、あかねにケーキと花を供えて、
あかねはワイン、僕は今日のためにとっておいた第三のビールではなく正真正銘のビールで誕生日の夜を過ごします。
生まれてきてくれたこと、ある時期僕と一緒に歩いてくれたことをあかねに感謝して、
そして、これからもあかねのことを一生想い続けていく約束をしよう、と思います。

今日は曇り空でしたが、風がなく外出するのが苦にならない日でした。
昼間、ケーキと花を買いに行くついでに、少し遠くまで散歩しました。
近くに大きな川が流れていて、その河川敷を歩きました。
河川敷に沿って長い桜並木があって、蕾をつけていました。
あと1箇月もしたら咲き始めるかもしれません。
そして、その桜が散ってしまう頃には、あかねが空に昇ってから丸三年になります。


あかね、もうすぐまた春が来るよ。

今度ふたりで、なんの不安も哀しみもなく桜を眺められるのはいつのことになるだろう?
僕の目の前で、あかねがケーキの蝋燭の火を自分の息で吹き消してくれるのはいつの日になるだろう?

でも、いつかきっと「その日は来る」。
その日が来るまで、あなたのことはずっと忘れない。
あかねも、今度逢う日まで、オレのこと覚えていてくれよ。

20140226.jpg


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コメント:

No title

 私のところは、もうすぐ四回目です。誕生日の前日に亡くなったんです。

 きょう、ある講習会に出席しました。20人くらいの参加者があり、勉強が始まる前に各自が簡単な自己紹介をしないとなりませんでした。
 二人の女性が、趣味などのほかに、未亡人です、とも言ったので、密かにびっくりしてしまいました。私は人前で言えません。悲しさがどっと押し寄せて来そうで。
 うっかりこんなハンドルネームをつけてしまいましたが、せいじさんより一回り以上年上だと思います。そろそろ未亡人になるのが普通な年齢なんですが、この悲しみをどうしたらいいのか途方に暮れることしばしです。

Re: No title

えりかさん

こんばんは
コメントありがとうございます。

“途方に暮れる”

これって、僕らにとってほんとうに率直な想いだと思います。

僕も、考えます。

このまま、いつ終わるかわからない自分の人生を、
今のこの気持ちのまま、
続けていくことができるのか?

いつの日か、
すべてを諦めて、
すべてを幻だと自分に言い聞かせて、

僕は、
干からびて、
「愛」という概念を棄てて、
死んでいるように惰性に身を任せて生きていく。

・・・そんな人間に成り下がってしまうのではないだろうか?


そんな風にはなりたくない。

あかねも悲しむだろうし、
僕が、そんな僕自身を許せはしない。

哀しみなのか、喜びなのか、わかりません。
でも、生きているなりの感情を燃やしたい。
生きて、哀しみに打ちのめされ続けられてもいい。
それで、生きている実感が得られるなら・・・

僕は受け入れたいと思います。


まったく支離滅裂でごめんなさい。

いただいたコメントに触発されて、もうほんとうに自動速記のように書いてしまいました。

また寒さが振り返しています。
どうぞ、暖かくして日々をお過ごしください。

No title

 この胸いっぱいの悲しみのことは、うまくまとめて書くことってできませんよね。

 鬱の谷に落ち込みそうになるときもありますが、ぎりぎりのところでとどまっています。一人残されてももう少し生きていく運命らしいから、なんとか折り合いをつけてやっていくしかありません。

 せいじさんも、あかねさんが悲しまないように生きてくださいね。


 


 

 

Re: No title

えりかさん

こんばんは
コメントありがとうございまいした。

承認と返信が遅くなって申し訳ありません。

気持ちを言語化することはほんとうに難しいです。
でも、それができた時は、少しだけ整理がついたような気がします。

整理がついたら、
「これからは、こうしよう、ああしよう」
という発想が生まれます。

僕は、拙いながらも、文章を綴ることをはじめて良かったと思っています。

あかねを悲しませることのないように、
「せいじくん、ようやった!よう生ききった!」
あかねにそんなふうに褒めてもらえるように、
生きていきたいと思います。
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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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