月命日32箇月目・・・見守ってくれるひとのため

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

今年最後の月命日の墓参りも雨・・・。
(お義母さんの通院の都合で月命日前日の墓参りとなりました。)

この一年の墓参りは、よくよく雨にたたられました。

お供え物は雨に打たれるし、あかねの両親が墓地までの急坂を登る負担は増えるしで、
墓参りといえば、いつも雨空をうらめしく見上げていたような気がします。

今年のうちに、それも良く晴れた日に、もう一度来よう・・・。
と考えながら、雨から逃れるように墓地をあとにしました。


あかねの実家では、あかねの両親が出す年賀状作りを手伝いました。
毎年の恒例で、年賀状作成のPC操作分野が僕の担当です。
今年購入したというプリンタ複合機で画像を取り込む作業がありましたが、馴染みのないスキャンソフトのインターフェースにちょこちょことつまずきつつも、なんとか任務を果たしました。

その報酬として、
ビール500ml缶×12本(麦芽とホップだけが原材料の正真正銘のビール)
半生うどん×6人前
インスタント珈琲×1瓶
地元有名洋菓子店のワッフル×2個
と、まるでとりとめはないものの、いささか過剰で嬉しい報酬をもらいました。



今年の月命日の墓参りは、
一度僕が仕事の都合で、
お義父さんとお義母さんが一・二度ずつ、はずせない用事があったり体調を崩したりして、
何度か三人揃い踏みではないこともありましたが、今日をもって12回を欠かさず終えました。

僕は、
「あかねはいつもそばにいる」と思っているので、
毎回墓参りに出かける時、あかねの遺影になんと声を掛けるか悩みます。
あかねのお墓に行くのに、
「行ってくるよ」
と言うのははおかしいし、
「一緒に行こうか」
と言うのも、それじゃあ墓参りってなんなんだ?
ってことになるし・・・


月一回だけのことですが、

「定期的・継続的にあかねの墓参りという名のもとに、あかねの両親と僕が集まる」

ということに、実は墓参りのいちばんの“意味”があるような気がしています。

あかねは、言うまでもなく残された三人の誰にとっても愛しい存在で、残された三人は世界中でお互いの哀しみをいちばん近くで分かち合える人間同士です。
その三人が(というより、あかねの両親と僕の二組が)、まかりまちがっても疎遠な関係にならないように、
月に一回三人で集まって、一緒にご飯を食べて、なんてことのない会話の中でお互いの近況を確認し合って、
そんなふうに永く永く関係を紡いでいくことで、僕たちを見守ってくれるあかねに安心してもらう・・・

・・・これこそが、毎月の墓参りのもっとも大切な“意味”なんだろうな。

と思えます。


来年も再来年も、
永遠に・・・と言うわけにはいきませんが、

空の上から見守る者と、この世に残り関係を継続していく者の人数はいつしか変化していくかもしれませんが、

最後まで残る側であろう僕は、
見守ってくれる人に、
残された者同士が絆を結び続けたまま生きていく様を、
最後のひとりになるまで見せ続けていきたい。

今日の墓参りを終えて、
自分の部屋に帰って、
そんなことを考えました。


・・・ということは、墓参りに行くとき、あかねの遺影に語りかける言葉は、
「行ってくるよ」でも「一緒に行こうか」でも、どちらでも特に違和感はない。
ということに思い至りました。
来月からは悩むことはなさそうです。



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Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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