嫌な夢、もっと嫌な現実

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

一昨日の未明、夢にあかねが現れました。
僕にしてはめずらしいことに、覚醒した後もその内容を覚えていました。
その内容がなかなかにショッキングだったからです。

あかねが僕に愛想を尽かして、僕が離婚される夢でした。

夢から覚めて、事の次第が「夢」だったと悟ると、

心の底から

「あーよかったー」

と半分寝ぼけた頭で安堵したまでは良かったのですが、
すぐにそれが馬鹿げた安堵であることに気付きます。
そして、現実がもっと哀しい事態であったことを、思い出します。


離婚ならまだいい。

夫婦でいられなくとも、
少なくとも、

“彼女は生きている”

面と向かって逢うことはできなくても、
遠目からその姿を見ることはできる。
声も聞くことも出来るかもしれない。
笑顔を眺めることもできるかもしれない。

たとえ僕ではなくても、きっと誰かを幸せな気持ちにさせるに違いない彼女の心持ちや振る舞いは、

“この世に存在する”

彼女がこの世に生きているだけで、誰かを微笑ませ、誰かの心をほぐして、誰かの心に安らぎを与えて、誰かの心に明かりを灯して、誰かの人生を豊かなものにしたはずです。

ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、

生きていて欲しかった。

あかねには生き延びて欲しかった。

永く永く生きて、幸せを振りまき、彼女自身も幸せな一生をまっとうして欲しかった。

彼女は、ほんとうに誰かを幸せにできる人でした。
幸せにしてもらった僕が保証します。



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コメント:

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3月13日に秘信をくださった方へ

3月13日に秘信をくださった方へ

コメントありがとうござます。

“悔しい”

これほど率直に僕の気持ちを表す言葉はありません。

生きて、ひとを幸せにできる人間が、なぜ人並みの人生の永さを与えてもらうことができなかったのか?

人を不幸にする人もいっぱいいるのに、
なぜ彼女だったのか?

悔しい。ほんとうに悔しい。

生きる価値のある人間の命が奪われたこと。
この不条理に対する憤りを、どこにぶつけたらいいのか?

持って行き場のない、“憤り”“怒り”。

答えはきっと見つからない。
だれも僕を納得させる答えはくれない。

この世は理不尽なことで溢れています。

心優しい人間が、必ず幸を得られるわけではないこんな不条理な世界でなく、
“優しさ”が“しあわせ”と正しく比例する世界で、あかねと暮らしたい。
と、思います。

わからないこと。

わからないことがあります。

アラフォーの私の友人は独身とバツ1、バツ2さえいます。
独身は高望みしすぎての結果なのでアレですけれど。。。死別した私からすれば、自分から大事なパートナーの手を放してしまうのが、しかもそれで平気なのが不思議で仕方がないです。お互いに大事だから愛しているから結婚したのに、性格の不一致や価値観の違いやなんやでハンコを押してしまうのが変です。

性格は結婚前にわかってたんじゃないの?って思うし、価値観なんて違うのが当たり前で、生まれも育ちも考え方も違う2人が支えあい許しあい築き上げるのが家庭ってもんです。(えらそうに言っちゃいますが。)
友人なのにこんなこと言うのはどうかと思いますが、大概が、なんでそんなささいなことでって理由で離婚してしまいます。しかも皆元気満々です。

彼女たちも最初は私たちと同じように仲の良いカップルだったのに。

私の夫は欠点もたくさんありました。浮気こそしないけれど、常に自分の都合で家族を振り回してました。でも皆お父さんが大好きでした。
好きという感情のあるままいなくなったから、こんなに悲しいのでしょうか?
いったいどうしたら元気満々になれるのでしょうか??

いったいどうしたら。。。誰かに教えてほしいです。


No title

せいじ様

まさにせいじさんと同じ気持ちです。
自分の側にいなくても生きてさえいてくれれば・・・

もし、妻が生きていて、自らの意思で私以外の人を選ぶのなら諦めもつきます。
しかし、お互いを大切に思っているのに引き裂かれなければならなかった。断腸の思いです。
日々、妻の無念を想い、暗澹たる気持ちになります。

No title

私も同じような夢をみたことがあります。
ほかの人がいるからもう大丈夫だからというような内容だったと記憶しています。
そのときは大層腹が立って目が覚めたのですが、だいぶ経ってから今はもう自分は大丈夫だってことを伝えたかったのかもしれないとも思いました。
だから私ももういいんだよと言われたように解釈しました。
私も先日、3回忌を迎えました。
だいぶ日常を取り戻し、人と接触出来る様になりました。

忘れることはもちろんないのでしょうが、今は生きている自分たちを大事にしようと思っています。それしか私にできることはないように思います。

むらさきさんもどうぞ自分を大事に。
まだまだ心が立ち直るまでは時間はかかりますね。
自分だけでないことをこういうところで感じることは支えの一つです。

また読ませてくださいね。


Re: わからないこと。

うどんすきさん

2件もコメントをいただきありがとうございます。

> 好きという感情のあるままいなくなったから、こんなに悲しいのでしょうか?
> いったいどうしたら元気満々になれるのでしょうか??

僕は「悲しい」という気持ちが途絶えないことに、誇りを感じます。
元気満々にならなくても構いません。

いつまでも、大切なひとの不在を悲しむことができる人間でありたい。
元気を振りまくことはできなくても、うつむくわけではなく、ニュートラルに目線を先に見据えて、日々をていねいに重ねて、いつの日か、大切なひとが住む世界に逝きたい。

望みはそれだけです。
それさえ叶えば充分です。

※水仙はその後、背丈を少しずつ伸ばしています。
もう少し伸びたら、仏壇の花指しに挿せそうです。

Re: No title

マボさん

コメントありがとうございます。

来月は三回忌を迎えます。

彼女の命日が近づくこの季節は、ことさら2年前のことが思い出されて、
彼女を救えなかったことの後悔や懺悔の想いが溢れてきます。

だから、僕はどうしても彼女にもう一度逢いたい。
逢って、あの時の自分の無力さを詫びたい。
その上で、もう一度僕と歩いてくれるようにお願いしたい、と思っています。

Re: No title

marioさん

コメントありがとうございます。

> 忘れることはもちろんないのでしょうが、今は生きている自分たちを大事にしようと思っています。それしか私にできることはないように思います。

自分を大事にする、とは少しニュアンスが違うかもしれませんが、僕も「ていねいに生きたい」と思っています。

季節の花や、きれいな景色に目を奪われたり、鳥の声に耳を奪われたり、自炊した夕食が美味かったら素直に悦んだり、それでもっていつも呑んでいるお酒がひときわ美味くて、それが嬉しかったり、
そんな日常に潜んでいるささやかな「悦び」をていねいにすくい取って、生きる糧にしたいと思います。

「歓喜」がうらやましいとは、もはや思いません。
その代わり僕はちょっと気持ちがほころぶ出来事を求めて止みません。

感情が壊れるまで歓ぶのは、あかねに逢えるときまでとっておきます。

暖かくなったと思ったらまた冷え込んで、体調を崩しやすい季節ですが、marioさんもどうぞご自愛ください。
ほんとうに更新間隔の長い気まぐれなブログですが、今後ともお付き合いいただければ嬉しいです。

同じようなこと考えていました!

せいじさんへ

多分私は。。。元気満々になりたいというよりも、何もなかったことにしたいのです。夫がいない現実を受け止めるしかないのに、これがなかなか難しいです。
「死亡」「除籍」「寡婦」この文字を見ているだけでダメです。救急車の音や姿もダメ。全身の毛が逆立って苦しくなります。

葬儀からまもなくある方に言われました。
「〇さん(夫)は早くに徳を積み終えたんだね。この世を生き抜くことは苦行だから、徳を積むことでようやく人は逝けるそうよ。」

私は1日1日を丁寧に大切に生きて徳を積むことで、恥ずかしくない生き方をしたいです。私が恥ずかしい人間でいては夫が恥をかきますから。私に出来ることは小さいけれど、夫の元に行くころにはたくさん積み上げられていたら良いなぁ~と思っています。夫に「頑張ったな」って誉めてもらいたいです。

Re: 同じようなこと考えていました!

うどんすきさん

コメントありがとうございます。

とにかく逢いたい。

僕は葬儀の喪主の挨拶で、

「どうしても元気になった妻に逢いたい。妻に逢うために天国に昇れるように生きていくことが、これからの道標です。」

と宣言しました。

この時からずっと、この気持ちに変わりはありません。
死ぬまで変わらないと思います。
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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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