彼女が生まれたことに感謝する日

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

今日はあかねの誕生日。

以前このブログで書いたように、一年のうちの特別な3日のうちの一日です。

仕事からの帰り道、ケーキを買って、
あかねはアルコールはあまり飲めなかったけど、
今日くらいは・・・と思って、スパークリングワインも買いました。

僕はワインについては暗くて、どんなワインがいいのかさっぱり見当もつかなかったので、
サッカーのワールドカップでいつもあかねが応援していた「スペイン」産のワインにしました。

今日の夕食は、食事の時あかねの指定席だった場所にケーキとワインを供えて、
一輪だけですが薔薇も飾りました。

201300226_1.jpg



いつもは天高いところにいるはずのあかねも、今日だけは僕たちのこの部屋のソファに降りてきてくれただろうか?


この世に生まれてきてくれてありがとう。
俺を見つけてくれてありがとう。
俺と歩いてくれてありがとう。


終わりじゃない。
続きはある。
あかねと僕のふたりの道のりは、まだ続くはず。


僕があかねの住む世界に逝けた時、
続きが始まる。

もう一度、俺と一緒に歩いてくれ。

やり残した歩みの「続き」を二人で果たせるように・・・
あかねにいつまでも僕を覚えていてもらえるように・・・

あかねがこの世に生を受けたことに感謝し続けます。


(去年はどんなことを書いたかなぁ?と昨年のブログを振り返ったら、あかねに捧げたケーキがまったく同じものでした。自分の単細胞さに少し凹みました。)



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コメント:

No title

せいじ様

あかねさんの誕生日だったんですね。あかねさんの魂に寄り添えた素敵な1日だったのでしょうか。

私は、昨日が妻の二七日だったので、妻が好きだった和菓子を供えました。
冥界の王によい裁きを受けていればいいのですが・・・

しかし、日にちが経つにつれ、自死感情がわき上がってきますね。
道を歩いていても「ああ、死にたい」とつぶやいたり。こんな感情は今までは経験したことはありませんでした。

もしも

すごくくだらないことを思いついたので。。。

もしも私があかねさんだったとしたら。。。醜く太って皺としみだらけになった老後の自分をせいじさんに見せずにすんだことだけは良かったかな。。。なんてことを考えていそうです。

もちろんせいじさんは老いたあかねさんの容姿なんて関係なく、ただただ愛でてくれるとは思うのですが。。。

好きな人の前ではいつまでもきれいでかわいい自分でいたいと願うのは乙女心湯ゆえ、皆同じですからね。

Re: No title

マボさん

コメントありがとうございます。

お住まいの地方はどうだったのか存じませんが、僕が暮らす地方では今日は少し春の気配がする陽射しでした。

僕にとって最も切なく最も哀しい季節はもうすぐそこです。

いや、もう2年前のこの時期、事態はもう本当に深刻なところまできていました。

今日のような日は、2年前のことが次から次へと蘇ってきて、切なさにいたたまれなくなります。


「逢いたい」

心の底からの想いはそれだけです。

僕は膨大な絶望感を抱えた一方で、「どうしても逢いたい」というやみくもな願望を抱きました。

絶望感49%、再会への願望51%

この心のバランスが自分を支えています。
いや、あかねに生かされていると思っています。

Re: もしも

うどんすきさん

コメントありがとうございます。

> もしも私があかねさんだったとしたら。。。醜く太って皺としみだらけになった老後の自分をせいじさんに見せずにすんだことだけは良かったかな。。。なんてことを考えていそうです。

あかねが今、そこまで心にゆとりを持って過ごせているとしたら、それはそれでいいことなんだろうと思います。

彼女は残してしまった両親に対して申し訳ない気持ちで、心を痛めているんじゃないだろうか?
ふらふらとしている僕を見て、ハラハラしているんじゃないだろうか?

僕はどうもそっち方向で考えがちです。

この世で苦しみ抜いたあかねが、もう一切の苦痛や心痛から解放されてることを祈ります。

No title

せいじ様

>「逢いたい」
>心の底からの想いはそれだけです。

そうですね。ただ、亡くなった奥様にお逢いしたいですよね。私も同じです。

繁華街を歩いていて、これだけ人がいるのに、自分が一番必要で大切な人だけがいないと思うと、遣り切れなくなりますね。

せいじさんは西日本在住でしたよね。私は関東在住なので、今日は1日暖かかったです。
妻のゆかりの方々に挨拶に行ってきました。感謝の言葉を伝える際には、情けないことに号泣してしまいました。

Re: No title

マボさん

コメントありがとうございます。

泣きましょう。
大切なひとのために、感情が壊れることは恥ずかしいことでも情けないことでも、"決して"ない。
そう思います。

泣いて、泣いて、涙をぬぐった後にこそ、大切なひとのために何ができるのか?
そんな思考に思いを馳せることができるのだと思います。

はじめまして、偶然、このブログに出会いました。先月、母の一周忌法要が終わり、これから新たな気持ちで頑張っていこうと思いましたが… 何もやる気になれず、体に力が入らず、ここ数日は突然、涙があふれて自分でも理解できない精神状態です。今までも急に落ちこむ時期(気持ちの波)はありましたが、今が一番落ちこみ具合がひどく感じます。 早くこの状況から脱出したいです…

Re: タイトルなし

kyoukaさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。
コメント承認とお返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

「立ち直る」「前を向く」「悲しみを克服する」

遺族にむけられるそんな言葉に、僕はずっと違和感を抱いていました。
ひょっとしたら、このブログの中でも僕自身が使った言葉もあるかもしれませんが、どうもしっくりこない感じがつきまとっています。

だいたい、無理です。
大切なひとを喪って、以前と同じような自分に立ち直ったり、過去を顧みなかったり、哀しみを忘れ去ることなんて。

「新しい自分になる」

僕の中ではこれがもっともリアルに響く言葉です。

未来は・・・すべては・・・永遠である。という幻想から目を覚まし、人生は儚いからこそ大切に過ごす。
大切なひとと過ごせた過去を宝石のように大切に心に抱えて、哀しみから逃避するのではなく受け入れて、
ほんとうに哀しいとは何なのかを知った人間として、ひとの心の痛みがわかる人間でありたいと思う。

こんな人間になるために生きるなら、あかねと歩けない僕の残りの人生にも価値があるんじゃないかと思います。
そしてなにより、こんな人間になればこそ、あかねは僕にまた逢ってくれるんじゃないかと思います。

なんだか、凄く抽象的で個人的な想いを書いてしまいました。
まったく的外れなことを書きつらねているようだったら、読み流してください。

来月は三回忌を迎えます。
春の気配がし始めたこの頃、僕も2年前のこの時期のことを思い出して、心が締めつけらます。
でも、それでいいんだ。
と思います。
こんな切ない気持ちをいつまでも無くさない人間でいたい、と思っています。

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3月7日に秘信をくださった方へ

3月7日に秘信をくださった方へ

コメントありがとうございました。

何度も何度も、くどいほど、繰り返し繰り返し書いていることは、

"あかねにもう一度逢いたい"

ということです。

もう、僕のものの考え方や行動はその一念を軸に回っています。

そして、あかねに逢うということは、

"天国に昇る"

ということです。

"天国に昇るための生き方をしなければ、あかねが昇った階段を僕も昇ることができない"

という強迫観念が僕に判断させ、行動させます。

「強迫観念」という、なんとなく病的な思考を感じさせる言葉を使いましたが、第三者から見れば少し常軌を逸した想いだということを承知してのことです。
でも、この「強迫観念」が僕を支えてくれていることも確かです。

自ら命を絶たない。親より先に死なない。地獄に堕ちるようなことはしない。

先々のことなんて、僕自身も解りません。
未来に夢を描けるのは、"今"が幸せで満ちている人だと思います。

でも、生きる意味は?とたずねられたら、

"あかねに逢えるような死を迎えるために生きる"

と答えます。


追伸
吐き出したいものは吐き出しちゃいましょう。
そもそもこのブログ自体、僕の気持ちを吐き出す場所ですから。
いつでもこの場をお貸しします。
ただし、僕は平凡な人間なので、なんら大したお返事はできません。
自分のことや、自分が率直に思ったことしか書けません。
その点だけはご了承ください。

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3月9日に秘信をくださった方へ

3月9日に秘信をくださった方へ

はじめまして。
コメントありがとうございます。
コメントフォームにて返信させていただきます。
ご了承ください。

そうですね。
待ちきれないですね。
僕も同じです。

僕のスタンスとしては、再会する時、「あかねの知らない僕」になれていたらと思っています。
あかねと生きていた時よりも、懐深く成熟した人間になっていたい、と思います。
この世でやるべきことを遂げて、胸を張って逢いたいと思っています。

「逢いたい」

この気持ちに間違いはありません。
「でも、まだまだ修行が足りんかな」
といったところです。

今お考えになっていること。
もちろん僕も同じ死別体験者として関心があります。
もし、実行されたなら、またお話をお聞かせください。
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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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