月命日(22箇月目)・・・僕は最後でいい

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

昨日のことですが、義父と一日前倒しで月命日の墓参りに行ってきました。
義母は風邪で体調を崩して、留守番でした。

あかねは心配しただろう。
でも、声は枯れているけど熱も下がったみたいだったから安心しろよ。

墓参りは冷たい雨に打たれながらでしたが、合羽を着込んでいった義父が大活躍。
雨をものともせず、花を取り替え、蝋燭に火を灯し、線香を焚いて、あかねの魂に安らぎを届けようと動き回っていました。
僕は、墓前に供えたスタバのコーヒーとマフィンに雨が降りかからないようにじっと傘をかざすだけだけでした。
親の愛情は偉大です。

あかねはたくさんの心残りを抱いてこの世を去っていったことだと思います。
中でも、親より先に旅立ってしまうことに、心を痛めたことだろうと思います。

だから、僕はあかねの代わりに、
あかねが安心して彼女の親を見守れるように、
彼らに近しい存在であり続け、
彼らがあかねのもとに辿り着く日までは、
彼らの近くで、必ず生き続けます。

今僕が、あかねにしてやれる数少ないことのひとつです。
やれることはすべてしたい。

一日も早くあかねに逢いたい気持ちに変わりはありません。
でも僕は彼らの後でいい。
最後で構いません。


〈今回の記事は頂いたコメントに返信するうちにくっきりとした心情を綴りました。頂いたコメントへの返信内容と一部重複していることをご了承ください。そして今回記事に記した心情を触発するコメントをくださった方へ、今嵐の中におられるあなたに、風が止み雨が上がり、雲間から陽が差す日が来ることをお祈りいたします。〉


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コメント:

No title

せいじさん、こんばんは。
寒い中、お墓参りお疲れ様でした。

あかねさんのお父様の御様子が眼に浮かぶようです。私の義父もそうですが、娘を失った悲しみは、私どもとはまた違った形で相当に深いものなのでしょうが、気丈に振る舞っている姿を見ると、自分もしっかりしなければという気持ちになります。まだまだ気持ちに身体が伴いませんが。

妻の義父に対する最期の言葉は、「大丈夫か?」との問いに対して「大丈夫だよ」というものでした。大丈夫なわけないのに義父を気遣ってのこの言葉に、今でも思い出すだけで涙が出てきます。
ちなみに、私に対する最期の言葉は、「みかんが食べたい」でした(泣笑)
その時はすでに水分を摂ることも困難な状況でしたが、すぐにコンビニでみかんを買って、細かく砕いてほんの少しだけ食べさせてやりました。こんなことしかしてやれない自分の無力さが情けなかったです・・・

No title

夫婦は合わせ鏡のようなもの。

この言葉を思わずにいられません。私はあかねさんをブログを読むことでしか知ることが出来ませんが、聡明で温かで明るいご性格であったことはずぐにわかりました。
そのあかねさんが選んだご主人であるせいじさんも、やっぱり光に包まれているような、まっすぐで好ましいご性格であります。

パズルのピースがぴたりとあうような、そんなお2人。。。

きっとせいじさんが想像する以上にあかねさんは感謝されていることでしょう。
どんなにか安心していることでしょう。
離婚だ不倫だと手前勝手な人が多い中、心が洗われるようです。

生きてるうちに私もあかねさんとお友達になりたかったなぁ~。。。

Re: No title

マボさん

コメントありがとうございます。

世界でいちばん愛しいひとに何の力にもなってやれなかったこと。
ほかの誰かが慰めてくれても、自分は騙せません。

僕は何もしてやれなかった。

僕は癌を治す手立ても知らない。
癌の痛みを取り去ってやることもできない。
モルヒネの影響でうまく発語できない愛しいひとの言葉も聞き取ってやれない。

だから、僕にもう一度、彼女を笑わせる、心をあたためる、幸せにするチャンスを与えて欲しい。
と心から願っています。
いえ、そのチャンスをもぎとってやりたい。
と思っています。

Re: No title

うどんすきさん

コメントありがとうございます。

> 生きてるうちに私もあかねさんとお友達になりたかったなぁ~。。。

ありがとうございます!
ありがとうございます!
ありがとうございます!

どこにお住まいの方かもわからず、これまで何のご縁もなかった方から、そんな風に言っていただけると
もう、ほんとに自分のことのように嬉しいです。

あかねは友達になって損のないヤツです。
とてもいいヤツです。
とても楽しいヤツです。
とてもカワイイヤツです。

そして、

僕にとってはとても愛しく、誇らしいひとです。

あかねの友達には誰もがなれるけど、「夫」には世界でひとりしかなれない。
その唯一の「夫」になれたことは、僕がこの世に生きて授かった最高の贈り物です。

No title

せいじさん

私の妻もがんに命を奪われましたが、病気発覚から、いや発覚する数年前からいくつも分岐点があり、その一つでも正しい選択をしていれば、妻は命を失わずに済んだのではないかと、自責の念に苛まれる日々です。
精神的には決して良くないのは分かっているんですが、せいじさんのおっしゃるとおり、自分は騙せません。

Re: No title

マボさん

コメントありがとうございます。

後悔や自分自身に対する怒り、病気を憎む気持ち、これらのとてつもない「負の感情」を精算するには、もう一度取り戻すほかありません。

取り戻すのは、もちろん、失ってしまった愛しいひととの未来です。

それが叶うことに一切の疑念も挟まず、僕は日々彼女の住む世界への憧れを募らせています。
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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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