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月命日(21箇月目)・・・reborn

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

随分と更新が滞りました。


今月の月命日は、僕の仕事の都合であかねの両親と墓参りを共にすることができませんでした。

とても残念ですが、忙しい職場をシカトして月命日にあわせて休みを獲ることができず、
「すまん!!」
とあかねの遺影に頭を下げながら、仕事に向かいました。

ただし、
もちろん、
あかねの墓参りをすっ飛ばすわけはなく、仕事が落ち着いた21日には休みを獲ってあかねに会いに行くつもりです。


ここ最近、特に夜に線香をあげる時、あかねに語りかける僕の言葉数は明らかに増えています。

目の前に"存在する"あかねに話しかけるように、ごくごくニュートラルな心持で話せているような気がします。


僕は、あかねが空に昇って、逢えなくなって、毎日泣き崩れて、生きる意味を失って、それまでの仕事を辞めて・・・
一言で言うと、落ちるところまで落ちました。

毎日、朝起きて、簡単な食事をして、昼過ぎに職安に行って、
特にやりたい仕事も見つからず、安定所の職員に相談することもせず、家に帰って、
夕時から食事の準備をして、出来たら食べて寝る。

そんな生活を9箇月くらい続けてきました。

でも、今の職にありついて、44歳にしてこれまでまったく経験したことのない新しい仕事を覚える破目になって、
でも、
この歳で、新しい"何かを得ている"ことが思いのほか充実していて、
この歳で、新しく知り合った職場の人たちとの人間関係が新鮮で、
一昨年にあいた大きな穴ぼこを少しずつ、ほんの少しずつですが埋めていけているような日々を過ごせています。

だからこそ、日々の出来事や感じたことを、
「今日、こんなことがあってなぁー・・・」
と、本当に"聞かせてあげたい"あるいは"聞いてほしい"ことを屈託なく、あかねに語りかけることが出来ているのだと思います。


僕は、少しずつではありますが、これまでの自分とは「変わった自分」になれているのだろう、と思います。

代償は大きかった。
仕事を辞めてからの再就職までの時期は、
もう、本当に、自分は生きている価値がない、という脅迫観念に何度も襲われました。
下世話な話ですが、貯金もかなり削りました。

でも、

「必要な過程」

だったのだと思えます。
落ちなければ、僕は覚悟が出来なかった。

もう、あかねと暮らしていた頃の自分に戻るとは不可能です。
だったら、新しい自分に生まれ変わる(reborn)ことしか、未来を生きていく術はありません。

あかねの不在を「哀しむ」ことに躊躇しない。
でも嘆いたり、うつむいたりはしない。
遠く離れて姿も見えず声も聞こえないあかねの存在を、「確かな」ものとしていつも感じ続ける。
足るを知り、他人と自分を比べず、世の中の横並び的な常識に振り回されない自分になって、「独り」の人生をしなやかに生ききる。

そんな覚悟です。


〈話題としては随分遅くなりますが、僕としては今年も年賀状をしたためる心持までにはならなかったので一通も書いていませんでした。でも、古くから付き合いがあり、あかねのこともよく知っている方々から何通かの年賀状が届きました。どうしたものかと思案の末、率直な気持ちを綴り、お詫びかたがたの季節の便りにして返信させてもらいました。〉


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コメント:

はじめまして。


私は亡くして6年目になる者です。
直後10キロの激ヤセとともに、何のために生きるのか(さらに親のお世話なども重なり)
仕事を止め義務感だけでここまで生きてきました。
ほんとに何も出来なくなっちゃったのです。


死ぬタイミングも逃し、誰か殺して欲しいなんて物騒なことも思いながら。(文字だけで話すのでついつい本音をごめんなさい)


ですが、やっと生きないといけないのだなくらいになってきて、随分とブランクのある仕事を探すのに緊張しています。


ですが44才で新しい仕事をされてる姿を、拝見して、ちょっと勇気がでました。


なんだかとりとめないですが、ありがとうございます(^^)

Re: タイトルなし

2007年の夏さん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

“生きていかないといけない”
という思いを抱く人(抱かざるを得ない人)は、

“生きていくことは苦しい”
ということを実感してしまった人だろう、と思います。

満ち足りた日々を送っている人は、
あらためて、
“生きていかないといけない”
なんて、あまりにも根本的なことを、
自分の人生を「果たさなければならないこと」として
考えることなんて、
あまりないような気がします。

そして僕も本音を吐くと、
あの日以来、自分の命を天命まで永らえることは「自分に課せられたこと」と感じて今日まで来ています。
これからもずっとそうだろう、と思います。

でも、それを果たすことができれば・・・
この世の次の世界で、愛しいひとが迎えてくれるんじゃないかと、
いつか訪れるであろうその日のことだけを待ちわびています。

これから新しいお仕事を探されるとのこと。
新しい環境に身を置かれることは、不安も少なくないと思いますが、
新たな出逢いや、新たな生活サイクルが、好ましい変化をもたらすきっかけになることもあると思います。

2007年の夏さんに、良い仕事や人との出逢いがあることをお祈りいたします。
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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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