社会復帰

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

長らくモラトリアムな日々を貪ってきましたが、このたび再就職し二日前から働き始めました。

三ヶ月間の試用期間はあるものの、一応正社員前提の採用です。

職種的には大きなキャリアチェンジになります。
でも、それは自分自身が望んでいたことですし、それなりに自分がイメージしていた職種には就くことができました。
二日間だけですが、いろいろ教わりながら実務にあたってみた感触としては何とかこなせそうです。
拘束時間も前職から比べれば信じられないほど短く、規則正しいリズムで日々を重ねることができると思います。


しかし、これですべてが解決し、これから先の安定して穏やかな人生が約束されたわけではありません。

人生80年としても(ほんとはそんなに長い時間は欲しくないけど)、まだまだ道のりは遠い。
この先どんな問題を抱えるかわからないし、今ここでは詳しくは書きませんが、実際にもう目に見えている問題が眼前にあります。
耐えなければならないこと、修正しなければならないこと、ケリをつけなければならないことがたくさんあります。

40代にはことさら冷たい転職市場でなんとか就職を果たしたわりには、なんだか気勢の上がらない文面で面目ありません。

でも、これが今の僕の「実感」です。


ともかく、他人とのかかわりを持つ日々に帰ってきました。
「じわり」とですが動き出し始めました。
職探しに困窮していたときに思い描いていたように、人とのかかわりによって、心の灯をともせるようにしたいと思います。

今の時点では、自分自身の気持ちの有り様というか、思考がまだまだ「ふわふわ」していて、歯切れが悪くわかりにくい記事となってしまいました。

この気持ちや思考の輪郭がはっきりして整理できたら、もっと伝わりやすい記事を書こうと思います。

今日のところは取り急ぎのご報告でした。


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コメント:

No title

再就職、おめでとうございます。

と言っていいのでしょうか?

人との関わり合いって大事ですよね。

と言っている私が現在、人との関わり合いに嫌気が差しております。

妻が亡くなって二か月強。

四十九日も終え、最近遺影すら見ることがつらくなってきました。

いいのか悪いのかわかりませんが、仕事をしてそれに神経を向かわせているほうが、悲しみから離れられる気がします。

これからの人生で生き方に「正解」ってあるんでしょうかね?

なんか抽象的なコメントになって申し訳ありません。

言いたいことがうまく表現できません。

No title

ご無沙汰しております。
とりあえず、再就職が決まったことには安心しました。
あかねさんも安心していらっしゃることでしょう。

今回の記事の趣旨からは逸れますが、一番気になったと言うか、一番共感したのは「ほんとはそんなに長い時間は欲しくないけど」の部分でした。

かみさんの生前、僕は長生きしたいと思っていました。かみさんと二人で長生きしたい。じいさん、ばあさんになっても、二人で一緒に海外旅行に行ったり、温泉に行ったり、美味い物を食べに行ったり、散歩をしたり、そんな風にして老後を過ごしたいと思っていました。

でも、かみさんのいない今、「長い時間は欲しくない」と思うようになりました。
もし、あの世があれば、またかみさんに会える。
あの世が無くても、僕が死んだら、かみさんのいない生き地獄から解放される。
だからこそ「長い時間は欲しくない」と感じてます。

ごめんなさい。
今回のブログの趣旨からは相当ズレていますが、ブログを読ませて頂いて、そんなことを感じました。

Re: No title

さはらさん

コメントありがとうございます。
返信遅くなりました。

僕も妻が無くなってしばらくの間、人との交わりが疎ましく、どこかの山奥か小さな島に移住して世間と断絶して生きていきたい衝動に駆られていました。

でも今は、
「人はひとりでは生きていけない」
ことを実感しています。

この数ヶ月におよぶ長い引籠り生活で、「孤独」に飲み込まれる恐怖を何度も味わいました。

新しい環境に身を置いて数日ですが、新しい出会いもあり、今まで知らなかった価値観にも触れました。
こうした体験は、はっきりと「慰め」になっている気がします。


・・・かと言って、失ったものの大きさや、哀しみを忘れることはこの先も「決して」ありません。

愛しい人のかたわらに赴くまでに、現世でやらなきゃいけないことがあります。
そして、それをまっとうするためには哀しみに溺れてばかりもいられない。
ほんとに困難ですけど・・・あの人に胸を張って逢うために、こなさなければならない事々を、残された人生で粛々とやっていく。

「正解」かどうか判りませんが、これから先の独りきりの人生に「意味」を持たせるとしたら、こんな感じかな?と思っています。

こちらこそ抽象的なお返しになってスミマセン。

Re: No title

プーちゃんさん

コメントありがとうございます。

働き始めてまだ数日ですが、我ながらスムーズに新しい生活のリズムに順応しています。
すべての希望・条件を満たした就職口ではありませんが、これまでの世間を顧みない独りよがりの日々から、少しずつ、いろんな人間・・・言い換えればいろんな考え方、いろんな感情、いろんな価値観が入り乱れた「社会」で気持ちのバランスを崩すことなく、自分の立ち位置を見つけられれば・・・と思っています。


プーちゃんさんがコメントで綴られている奥様との老後の未来図・・・まったく同じです。

決して叶わない未来。
だったらそんなもの欲しくない。

我々のような経験をしていない満たされている人が聞けば、「なんて後ろ向きな!」とさげすむような「想い」を、かなぐり捨てることは・・・やっぱりできません。

今のご時世、長寿リスクも高いし・・・なんて世俗的な理由もありますが、やはり「一刻も早く彼女に逢いたい」ということが長生きを否定する最大の理由です。

ただ、何も成し得ずに早死にするわけにはいきません。

あかねがやりたかったこと、例えば親の老後の世話だとか・・・彼女がこの世に無念を残したことは、僕が彼女なり代わってやり遂げなければならない、ということを自らに強いています。

僕の親も含め、4人の親を穏やかにあかねのそばに送ってから、僕は最後に彼女のもとに向かいたい。

そうしたら、彼女は僕の知っている満面の笑みで迎えてくれると思います。

「使命を果たして後でのそこそこの早死」

これが今の理想です。


支離滅裂な記事を書きましたが、プーちゃんさんとさはらさんのコメントにお答えしているうちに、なんとなく自分自身でもモヤモヤしていたことが、ほんの少しだけですが姿を凛としてきました。

あらためて本文記事にできればと思います。

No title

むらさきさん
再就職おめでとう。

出遅れてしまった(苦笑)
鬱病になってしまったうらんはまだしばらく今のボランティアを
続けるだろうけど
仕事場のスタッフに「うらんさんはこの仕事に向いてるよ」と
言われました。自然食品店の接客応対なんですけど。
自分自身は人とのかかわりに拒否感はないものの、仕事に関しては
自信はみじんもなかったので、意外な評価に戸惑っています。

人とのかかわりの中で、自分の目の前にいくつもの道筋が増え
自分にないもの、思考、価値観が現れてきて
むらさきさんの前途にバリエーションが出てきたことは
むらさきさんを応援する一人として、胸撫で下ろす思いです。

パパは生前「自分の好きなことを仕事にしている人間はほとんどいない。
自分の気に入らない仕事の中にでも自分なりの落とし所を見つけることだ。」
と言っていました。
それが渡辺和子シスターが仰る”置かれた場所で咲きなさい”の言葉とも
相通じるものかなあと、また本をめくっています。

Re: No title

うらんさん

コメントありがとうございます。

キャリアチェンジに大きく舵を切ったこともあり、今の職場はこれまでの職場とはまったく違う人生経験を持つ同僚がたくさんいます。
(みんな歳下だけど)

こんな奴、今まで身近にいなかったなー、と思うことがしばしばあります。
そんな同僚に反感や違和感を抱くでもなく、案外うまくやってます。

彼らの話を聞くほどに、

人生にスタンダードなんかない・・・・
もしくは、
順風満帆ということがいかに難しいか・・・・

ということを実感します。


情報は溢れてはいますが、結局は(主にマスメディアで語られる)スタンダードやメインストリームな価値観に引っ張られ、そこから逃れて精神的に自由になるのは難しい世の中です。

これまでとは違う世界で、ほんの少しだとは思いますが、これまで直接触れることの無かった他人の人生に触れることで、

自分の中の価値観も柔らかく変化するかも?

と期待しています。
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まとめ【社会復帰】

長らくモラトリアムな日々を貪ってきましたが、このたび再就職し二日前から働き始めました。三ヶ月間の試
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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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