またまた、ずいぶんと更新が滞ってしまいました。


オリンピック真っ盛りです。

時間が有り余っているので、ちょこちょこテレビ観戦しています。

今日は女子マラソンがありましたが、その中継でこのオリンピックでもっとも印象的なシーンに出逢いました。


日本選手で一番最後にゴールした重友選手のコメントを伝えるシーン。

彼女は79位でのゴールでした。
期待を寄せていた人達も、何よりも本人自身がもっとも残念で悔しい思いをしたと思います。

そんな可能性は万にひとつもありませんが、もし僕だったら、人前に出ることさえ「許して欲しい」と思う状況で、
彼女は、時折かすかな笑みさえ湛えながら、応援を送ってくれた人達への感謝の言葉を口にしました。

その笑みは、悔しさと悲しさを押し隠すような、心の底から湧き出る笑顔ではなかったようには見えました。
でも、確かに彼女は笑顔を見せてくれました。
残念な結果に終わって彼女を心配する人たちにも、その笑顔は救いになったことだと思います。
そしてまた、彼女自身が取り返しのきかない苦い過去を乗り越えて、未来を拓くバネにしようとするような、そんな笑顔に見えました。


悲しくても、苦しくても、笑ってみせる。
(たとえ誰も見ていないところで、号泣するにしても)

「偉いなー。」
と、20歳も年下の女の子に、とても感動し畏敬の念を抱きました。



あかねも笑っていた。
苦しくても、辛くても、見舞いに来た僕の両親に笑顔を見せた。

困難な状況を抱えながらも、笑ってみせる。
苦境を悟られないように微笑んで、心を痛める周りの人たちの心を和らげる尊い笑顔。

こういう人が「強いひと」だと思うし、また「優しいひと」だとも思います。


あかねは頑張って微笑んだことが報われなかったけど、
若いマラソンランナーには、本当に心の底から微笑むことのできる未来があることを祈ります。

そして僕も、そんな彼女達のような人間になりたいと思いました。


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むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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