気付けば一年

Category : 吐息とも吐かないつぶやき

このブログを始めたのは、2011年6月19日でした。

一年が経ちました。

あかねが旅立ってからちょうど2箇月が経ったその日から、
あかねが一生の最期に見せた崇高な姿や振る舞い、
その時その時に思ったこと、感じたことを書き留めるようになりました。

日々の生活の中で、誰にも漏らせないようなことをこのブログで吐き出すことで、少しでも気持ちを楽にしようと思いました。

でも、あかねが僕のそばを離れて手の届かないところに逝ったことは、そのくらいのことで穴埋めできるほど小さな出来事ではなかった。

わかりきっていたことです。

未だに枯れることのない涙。
あかね不在で生きていかなければならないこの先の人生の長さに途方に暮れること。

哀しみと絶望は、残念ながら一年前となんら変わることがありません。

けれど、

このブログ訪れてくれる方が居ること、
記事に手をたたいてくれる方がいること、
コメントを寄せてくれる方がいること、
ご自身が辛い闘病の最中にありながら、励ましの声を寄せてくれた方がいること、

で、なんとか踏みとどまって、「まとも」を維持しながら日々を重ねています。

僕が抱え込んでいる哀しみは、決して「特殊」じゃない。
同じように悲しみ暮れ、絶望を湛えながらも生き抜いている人たちが、この世の中にはたくさんいる。

だから僕も、
「持ち堪えよう」
「苦しさを受け容れよう」
と、思います。

ブログを始めた甲斐はありました。
こんな拙い独り言ブログに訪れてくれた方々、拍手をしてくれた方々、
コメントを残してくれた方々、リンクを貼ってくれた方々、
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


普段は気付かないけれど、
人を愛することは、いずれ訪れる別れとその哀しさを引き換えにしなければいけない、
という残酷さをはらんでいます。
なおかつ、交わした愛情の総量に比例して別れの悲しさも大きくなります。

愛を溜め込めれば溜め込むほど、喰らうダメージは大きい。

本当に、人間の感情とは残酷な仕組みにできています。

でも、信じたい。

愛情と哀しみを積み重ねるほどに、この世の次の世界で再会できる可能性が高まることを。

そのくらいの「救い」はあっていいはずです。


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6月26日に秘信をくださった方へ

6月26日に秘信をくださった方へ

温かいコメントありがとうございます。

本当にいつも胸を打たれる言葉をいただき、感謝しています。

あかねと僕の結婚生活は15年に満たない月日でしたが、お互いに夫婦としてこなれて、二人でひとつの存在になるに足る時間ではありました。

この先もっともっと夫婦として成熟していけたと思います。

それをこの世で実現できないことが、とても残念です。

コメントに寄せてくださったように、あかねは僕を見てくれていると思います。
姿は見えないけど、これからもあかねと寄り添っているつもりで、頑張ります。

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11月11日に秘信をくださった方へ

11月11日に秘信をくださった方へ

はじめまして。
コメントありがとうございます。

僕があかねを愛していることを、なんのてらいも無く、照れくささも無く公言できるようになったのは、残念ながらあかねが旅立ってからです。

あかねがそばにいてくれていた頃、僕にはあかねの存在がいかに貴くて、そして儚いことであったのか・・・について深く想いを巡らせることはありませんでした。

あかねに対する愛情、尊敬、あかねと一緒に歩くことの幸せ・・・。
それを痛いほど思い知らされたのは、白状すれば彼女が遠くに去ってからです。
・・・打ちのめされ、深く悔いました。

“うまくいっていた”

とは思っていました。

でも、僕は白状したように、思慮の浅い気の利かない男だったので、息をして体温をもった彼女の心をどれだけ満たしていたのか?と問われると自信がありません。

だから、僕はもう一度あかねに逢って償いをしたい。
あいまいな言葉でなく、誤解しようのないまっすぐな言葉を彼女に届けたい。

「ありがとう」と何度も告げたい。
「愛している」と疎まれうくらい告げたい。

それが現実になることを渇望しています。


更新頻度が低くて、たまーにしか新しい記事をアップできませんが、よろしければぜひ今後もお立ち寄りください。

あらためて、コメントありがとうございました。
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お知らせ
これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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