先日の日曜日のこと。

19日に迎えるあかねの七回忌に備えて、
お墓の掃除をしておこうと、あかねの眠る墓地に赴き、
この時期にしては少し暑いくらいの陽気のなか、
黙々と、草むしりをしていたら、


なんとなーく見覚えのある女性が、
むらさき家の墓石のそばに近づいてきていることに気づきました。


「あれーっ!!Oさん!!」


彼女は、あかねの高校の同級生のOさんでした。

あかねの祥月命日を間近にして、旦那さんを連れ立ってお墓参りきてくれたのでした。


Oさんとはあかねの生前何度もお会いしたことがあり、披露宴にも来てくださり、
披露宴の余興で、ピンクレディーの「渚のシンドバッド」を振り付けで踊ってくれた方です。
結婚前も、結婚後も何度もお会いしましたが、
今日お会いしたのは、おそらくあかねの葬儀以来です。


思いがけず、久しぶりに、お会いできたOさんに、
あかねに逢いに来てくれた感謝の言葉を連ねているうちに、

もうひとり、

今度は老齢の男性が現れました。

あかねの父親でした。


「あれーっ、マジかっ!」


お義父さんも、七回忌に備えてお墓の掃除にやってきたのでした。

今日はあかねの実家に申し合わせをしていなかったので、僕一人で掃除をしてそそくさと帰るつもりでしたが、
考えていることは同じでした。

あかねの父親とOさんは顔見知りでもあり、お義父さんはOさんとあかねのお墓で会えたことにとても感激したらしく、繰り返し感謝の言葉をOさんに伝えていました。

七回忌を直前にして、あかねの墓前がにぎやかになったことはとてもうれしいことでした。




あれから6年が経って、
あかねのことを、想い浮かべる人たちはどのくらいいるのだろう?

あかねの両親と、そして僕。
あの日から、一日たりともあかねに想いを馳せなかったことはないだろう。

そして、

決して毎日ではなくにせよ、
折にふれて、
あかねのことを想い出してくれるくれるひとたち、
心の中にあかねを生かしてくれている人たち、
どれだけのひとたちがいてくれるだろう?


あかねのことです。

生前、たくさんのひとたちを、
魅了したはず。
(いちばんあかねに魅せられたのは僕だと自負していますし、あかねと夫婦でいられたことに誇りも持っています)

願わくば、多くの人たちの胸に、
今でもあかねが息づいていますように。

あかねという、
チャーミングな人間が、
忘れられることなく、
たくさんの人たちの記憶に留まってくれていますように。

偶然、Oさんにお会いできたことで、
きっとその願いは叶っているんだろう・・・

そう思えました。


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これまでにほんブログ村の「子宮がん」カテゴリに参加していましたが、思うところがあり、登録をはずさせていただきました。ご了承ください。
プロフィール

むらさきせいじ

Author:むらさきせいじ
2011年春、妻をなくした40代です。
本当に本当にありふれた人間ですが、人生の半ばともいえる40代で世界中でいちばん大切な人を喪失したことはそれなりに特異なことだと思います。
そんな状況におかれた心情を綴っていくことで少しでも心が解放されたらと思っています。
プロフィールのサムネ画像は、妻が描いた僕の顔です。

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